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■「山本農機・山本善水商店」 ■「潟Nニナカ」 |
■推薦した理由 烏山地域の旧甲州街道沿いはかつて地域住民から「間の宿」(あいのしゅく)と呼ばれていました。芦花公園駅近くの一角には当時の街並が残されています。 「山本農機・山本善水商店」は、農機具を扱う商家であり、地域の歴史を物語る店舗です。 「潟Nニナカ」は、戦前期に建てられた鉄鋼所を活用して、家具の工房兼ショールームとなっています。 また隣接する烏山下宿広場には古くからのケヤキが活かされた緑あふれる空間となっています。 これらの建物のファザードと緑空間に、この地域の歴史と自然が色濃く表れていてます。 |
| ■地域風景資産をとりまくまちと風景の歴史 江戸時代 旧甲州街道の烏山地域は高井戸宿と布田宿の間に位置した農村で、地域住民からは「間の宿」(あいのしゅく)と呼ばれていました。 明治37年 甲州鉄道(現在のJR中央線)開通。 大正 2年 京王電鉄が開通。 大正13年 関東大震災 以後徐々に人口が増えていき、街道筋には「山本農機・山本善水商店」ような出桁造の商家が建ち並び始めました。 大正11年 和田住宅(26戸の戸建ての賃貸住宅)が烏山駅近く街道からはいった南烏山4丁目に建設されました。 大正13年〜浅草・谷中などから22件の寺院が移転し、烏山寺町が形成されま 昭和 4年 した。 昭和17年 「山本農機・山本善水商店」が建築されました。 |
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昭和初期の街道沿いには、表具店、畳屋、質店などの出桁造の商家がたくさんありましたが、「山本農機・山本善水商店」がわずかに残っています。 二つの建物はともに世田谷区が出版している『世田谷の近代建築 住宅系調査リスト』に戦前期の貴重な建物としてリストアップされています。(1987年 世田谷区教育委員会NO,7307/NO,7308) 記録によると「山本農機・山本善水商店」の建物は埼玉から原木を運び、木挽き職人が 柱等を切り出したため、材木の木目が全部そろっているということです。また防火のために2階脇部分に花崗岩の隔て板が設けられています。 「潟Nニナカ」は、天然木材を中心とした環境にやさしい家具造りをおこなっている家具工房です。住まいを建て替える時に伐採された樹木を家具に加工する注文も受け付けています。 |